奈良県障害児教育研究会 1997.9.18
理事幹事会だより 奈良市版No.11


第3回理事幹事会報告 9/11
○8/7 近特連大阪大会の報告
奈良県から約180名参加!
目標の100名を大幅達成!来年は神戸市で開催
奈良市からもたくさん参加ありがとうございました。

○第29回奈良県障害児研究大会にむけて
1998.2./3(火) 香芝市中央公民館他 一次案内(青色)配布
記念講演「共に生きる社会を築く」
(株)かんでんエルハート
代表取締役 戸田幸彦氏 に決定!
進路にかかわって第三セクター(大阪府、市、関西電力)で知的障害の人を雇用しておられる株式会社。住之江ワークセンター(園芸・印刷・商事)と中之島ワークセンター(メイルサービス・ヘルスキーパー)※かんでんエルハートの中の島ワークセンターに見学に行った様子を、下記インターネットで公開中。http://sikasenbey.or.jp/~ueshima/kandenl.html

○育成会等関連行事
10/12(日)県知的障害者・児体育大会
(高等養護学校)
各郡市1名 養護学校2名の協力依頼 佐々木育成会理事長より
奈良市から上嶋(登美ヶ丘中)が参加
11/16(日) 県育成会研究大会 (下市町)
郡市1名協力依頼 奈良市から万歳(二名小)が参加
○社会参加と自立・就学啓発推進大会(県立教育研究所)
11/27(木) 毎年開催されているが、 2年前から推進会議を推進大会
にして 規模も300名から500名の参加になっている。
午前は就学、午後は進路未来。保護者に知らせて欲しい。

○要望書について 内容検討 今後の日程
ライフステージをみすえた具体的まとめ方に変更
@乳幼児期A就学期B就労期Cその他 (
45項目)
@(1項目2小項目) 早期発見、早期療育、及び生涯療育を達成する為に
A(32項目)適正な就学指導・児童生徒の教育保障充実・院内学級の充実・通級指導・施設設備教材教具図書等充実・教師の研修及び教育活動充実・進路保障の充実
B(8項目)授産所福祉作業所厚生施設等の公的施設充実・障害者を雇用している企業自治体の設備及び制度の充実C(3項目)障害児、者の生涯教育の保障と振興充実
(12月県と話し合い 2月結果報告) 詳しくは後日 要望書を配布します。


第2回幹事研修会報告

テーマ 「県内・院内学級の現状と課題」
天理市立北中学校 矢野恵慈先生

奈障研には盲・ろう・明日香養護・奈良養護(肢体)・七条養護(病弱)は入ってない。奈良県として一本化できたらいいが。それぞれ別組織になっている。奈病連は、あまり知られていないが、23年目で、院内学級6、病弱学級25、病弱養護学校1の32の加盟校がある。院内学級は奈障研と奈病連の両方に入って活動している。県立医大(今井小 .大成中)、県立奈良病院(伏見南小)、県立三室病院(三郷北小)、よろづ病院(山の辺小.天理北中)に入院している生徒のべ136名。各院内学級とも1名の教師が指導にあたっている。専用教室があるのは県立奈良病院と三室病院だけで、あとは会議室やプレイルームを借りている。また午前中は病院、午後は学校にもどり校務分掌の仕事があるが、午後も病院に残らないとすべての子どもの指導をしきれないのが現状。院内学級の設置には、@病院がOKという。A各市町村の教育委員会がOKする。B地元の学校の先生方からよしもってやろうという先生がいないとできない。Bがネックになって、できなかったこともある。障担の先生がなるケースが多い。中学の場合も5教科を一人で教えないといけないので大変。大成中では美術など複数担任体制をとっているところもあるが・・。和歌山県などでは訪問教育という形にして院内学級の教育をしているところもある。県下にはたくさんの病院があるがごくわずかしか教育を受けられていないのが現状。院内学級はまだまだ知られていない。事務局より「歴史をひもといているが、養護学校や施設や院内学級も奈障研がつくって欲しいと要望するなかでできた。しかし、つくったけど中身を検討してこなかった。専門的に細分化するなかで、わすれられていたのでは。
今、(21世紀に向けて)様々な角度からみすえていきたい。」

次回の研修は二階堂養護学校の「進路について」の予定



今後の予定
平成9年11/5(水)〜6(木)全特連石川大会
平成10年 全特連沖縄大会
平成11年 全特連50周年記念東京大会


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