(3)ゲームを選ぶ
Aのパターンは、全てクリック、キー(どのキーでも反応)で動きます。また、スイッチインターフェースでも使えます。
a) カラープレイ
クリックする度に色が変わります。
クリックやスイッチを入れると、変化が起きることを知り、自分で変えようすることができたらいいですね。
(別の利用)
黄色はどれ?と聞いて、黄色が出たらスイッチを叩くのをやめてもらう。とか、バナナの色は?とか、、、あと、目をつぶらせて、ルーレット遊びとかもできるよ! |
b) ふうせんバン
クリック(スイッチ)する度に、だんだん風船が膨らんできます。このだんだん・・というところがミソですね。割れそうになるところが予測できるようになればしめたものです。
c) はなび
初めに大きな音が出ると嫌がる子どもがいるので、どちらか設定します。ビックリ!は、ある程度の経験があればそこが楽しいのですが、パソコンが嫌いになっても困りますので、はじめは、小さな音にしておくと良いと思います。
d) ドレミでおえかき
クリック(スイッチング)の度に、音楽が流れ、絵がだんだんでてきます。基本的に、この辺りのゲームを楽しむ子どもは、一人遊びではなくて、教師も一緒に楽しみましょう。子どもの方から、「あっ、○○だ!」というサインが出ている絶好の機会かもしれません。
e) くまさんとキック
クリック(スイッチング)すると手前(自分)がボールを蹴ります。くまさんが、しばらくするとボールを蹴り返すので、またボールを返します。
くまさんが、ボールを蹴り返すまで、待つことや順番が理解できたら、いいですね。
f) シャボンだまとんだ
子ども達は、シャボン玉や風船が大好きです。私たちだって、あのふわふわ漂っているところを飽きずにじっと見ていることが出来ます。爽やかな風のある日はなおさらですね。そういう経験をできればスイッチトイで実体験させながら、やっては如何でしょうか。
g) せんぷうき
何で、扇風機でロウソクの火を消すの?と不思議に思うかもしれません。実は、肢体不自由児が「自分も誕生日の時にふぅ〜ってやりたいな」と思ったとします。電源リモコンにスイッチを繋ぎ扇風機をスイッチで動かすことにより、火を消すような有名な実践があるのです。漫画の子どもに風を送って寒がらせるようなイタズラ・・そんなイタズラだってやりたいと思っているはずです。
h) ボーリング
全部のピンが倒れるまで投げます。球が左右に動くので、ちょうど良い位置で、タイミング良くクリック(スイッチング)すると、上手にピンが倒れます。
ちょうど真ん中で投げるとスプリットが多いような気がする・・。
i) かいてんずし
かいてんずしも好きな子多いです。ちょうど目の前に寿司が来たときに、クリック(スイッチ)すれば、たべることができます。タイミング良くスイッチを叩く練習ですが、、実は、この後、やめる(お勘定)か続ける(もっと食べるか)かがスキャンになって交互にでますが、この時にこそタイミング良く叩けないといけません。
キネックスなど1スイッチの意思伝達装置を使うときには、タイミング良く叩けることが、重要になってきます。