大阪の淀屋橋駅から徒歩7分 Oギャラリーeyesの案内板
会場に置かれていた「AERA」2000.3/27号に載っていた椎原氏の記事
壁面に受光体が張り付けられていて細い銅線がコンピュータにつながっている
黒い楕円はレンズの影が写っている
会場には透明の糸で凸レンズがつりさげられている
そこにハロゲンライトで光が照射され
レンズがゆらぐと、壁面に彗星のような光ができる
受光体にあたった光が
藤枝氏のプログラムしたソフトでMIDI音源に変換され
それによって微妙な音が会場に鳴り響く
会場の隣の小さな部屋にも、もう一枚レンズがつりさげられていて
横から入り込む窓の光がレンズをとおして
壁面に映像を写し出す
一見簡単なように見えるが、
その会場で制作する中でその場の条件に応じた発見やインスタレーション
を巧みに取り入れている椎原氏の制作手法をかいまみた絶品
最近の椎原氏の作品はどんどんものが無くなっていっている
会場の空間の中にある唯一大きなものは
この音を響かせる鏡
コンピュータから配線
が伸びた音の吐き出し口が磁石でつけられている
もう一つ棒磁石を天井から2つつりさげた
音の吐き出し口がいつも北を指し示す
これが、藤枝氏の音を造り出すコンピュータシステム
Macintoshが使われている
PowerBook5300c
上にのっているのが
MIDI音源か?
このページは、2000.5.20に見て来た
大学の友人の椎原氏の
「椎原保+藤枝守展」の一端を
私個人の感想として構成したものである。
椎原氏の作品を写真で表現することはできませんので、
ぜひ、会場に行って実際に見られることをお勧めします。
といってももう終わってしまったので、次回の展覧会にはぜひどうぞ。
ueshima@ikasenbey.or.jp 2000.5.21 ホームにもどる