平成13年12月13日発行 No.3
・11月の幹事会は新しくできた「やまと郡山城ホール」でした。中学校の跡地に(以前は音楽堂があった)景観を意識してか、一階は図書館など、地下1階に会議室などがある、とてもきれいな建物でした。ぜひお立ち寄りください。・育成会の情報誌「手をつなぐ」12月号、特集「あたりまえに働く」という記事はとてもいいですよ。ユ○ク○では218名の知的障害の方が働いているそうです。
(文責 奈良市幹事 朱雀小学校 八木)
平成13年度第4回理事幹事会 11月 19日(月)午後2時_
やまと郡山城ホールレセプションホール
1. 全特連関連
・10月3日、「全日本特殊教育研究連盟」から「全日本特別支援教育研究連盟」に名称を変更。
先にもお伝えしましたが、連盟の名称が変更になりました。連盟の機関誌「発達の遅れと教育」12月号に、理事長 小出進氏の「本連盟の名称変更について」という記事が載っています。詳しく述べられていますので、一度ご覧下さい。H13年10月3日に開催された理事・評議委員会において名称変更が承認され、翌、4日の全国大会開会式にて名称変更が宣言されました。
「本連盟結成以来、50有余年、使い続けてきた名称の中の用語「特殊教育」を「特別支援教育」に改めたことを契機に、障害観・教育観を改め、正していきたいと考えます。特殊教育という用語に決別することで、名実ともに特別支援教育の推進に努めることになります。_中略_ 通常の教育・特別な学級等のいかんにかかわりなく、最適な支援が一人ひとりに手厚く行きとどくよう、この教育の充実を図ることになります。」 (発達の遅れと教育 12月号 小出進氏の記事より)
本連盟規約第1条の改正について ( 協議事項資料より )
第1条(名称) 本連盟は全日本特別支援教育研究連盟_通称「全特連」と称する。 改正期日を10月3日とする。 改正の主旨 本連盟の名称を含む今後のあり方に関し、自己点検評価委員会で調査・検討を進めた。この結果、本連盟を構成する加盟団体は、全障害種の学校・学級からなる団体が多く(56%)、本連盟の名称についても、種の障害種を含み得る団体名「全日本特別支援教育研究連盟」を支持する意見が少なくなかった(44%)。「特殊教育」という用語については、過去に何度か改正を求める意見が提示された経緯もあり、このため、標記のように本連盟の名称変更を諮るものである。 なお、「特殊教育」と「特別支援教育」の両概念には、大きな相違はなく、後者には、通常の学級の児童生徒に対する特別支援教育も含まれるものとする。 本連盟は、名称変更後も、知的障害を中心とする発達障害の教育研究団体であることに変わりはなく、したがって、本連盟規約第2条を以下のように改正することを検討中である。 第2条(目的) 本連盟は、特別な教育的支援を必要とする、知的障害等発達障害のある幼児・児童・生徒の教育の発展と、実践研究の推進に寄与することを目的とする。 |
2. 平成13年度 第33回奈良県障害児教育研究大会について
大会テーマ:「特別支援教育の在り方を考えよう」
日時・会場: H14年 2月7日(木)桜井市民会館他
(奈良市は33回大会発表担当割り当て無し)
全体講演「これからの障害のある子どもへの対応」 文部科学省初等中等教育局 特別支援教育課 特殊教育調査官 石塚謙二先生 |
今回のお話は通常学級の先生方にも、興味深い内容になると思いますので、広く紹介していただき、より多くの先生方の参加をお願いいたします。
*別紙 第二次案内全校園配布済み
*参加者は全員参加費が必要ですので、振込用紙にてお申し込みください。
*分科会希望を必ずお書きください。 *申込締め切り H14年 1月25日
*当日のお弁当の受付はありませんので、ご注意ください。
*駐車場が少ないですので、ご協力お願いいたします。
*1月18日に拡大理事会がもたれます。←次回幹事会
◇提案資料などに使用する児童・生徒のイニシャルについて提案がありました。
→今まで、苗字や名前のイニシャルを使用していたが、個人情報として特定も可能なので、今後、提案資料などの氏名については、A君、Bさん、C君と順にアルファベットを使用することにする。
◇第8特別分科会にて「特別な教育的ニーズのある子どもたちへのかかわり方」というテーマで、全体講演に来ていただいている石塚謙二先生の助言のもと、奈良市、天理市より話題提供していただく分科会が設定されます。
3. 会費納入について
4. その他
・奈良県手をつなぐ育成会研究大会 11月25日(日) 天理大学
ディケアボランティアについては事務局と開催郡市の担当と養護学校で対応する。育成会の方でも一般ボランティアが増えたので教員での対応は軽減された。
5 幹事会研修
テーマ「昨年度の調査研究委員会の取り組みより」
話題提供:御杖村立御杖中学校 松村 浩延 先生
大和高田市立菅原小学校 戸田 典克 先生
平成12年度『アンケート調査結果と考察』・『グループ研究報告』(養護学校センター化について)の報告がありました。資料は幹事の方で数部保管しております。
概要:・初めて障担になったのは? 30代40代が多い。約7割。
・障担年数は? 2_3年が多く、次いで4_5年が多い。3年程度の周期。
・養護学校教諭免許所持率は? 小学校 18.4% 中学校 26.1%
・児童・生徒の余暇の過ごし方は? 7_8割が家族や一人で遊んでいる。
・学童保育は? ・保護者の親の会への加入は? 加入21%
・学習障害と専門機関で判断されている児童生徒は? 小 80名 中 20名
・学習障害の疑いのある児童生徒は? 小 70名 中 24名
・『センター化』について
盲学校 上村 武 教頭先生に講演していただいた内容をまとめてある。